乳がんハゲママ日記

30才で発症した若年性乳がん。治療費が高かったり、副作用が辛かったり、仕事を辞めさせられそうになったり何かと大変ですが、頑張って毎日を生きています^_^

頭、ハゲ始める

一回めの抗がん剤を打って、2週間近く経った頃です。

頭皮が熱くなり始めました。カーッと、今まで経験したことがない感覚です。

特に頭頂部(とうちょうぶ)のあたりが熱く、妙な感じでした。

 

打った2日後に吐き気は収まりました。(病院が処方してくれた、イメンドとカイトリルという吐き気止めが効いたんだと思います。)めまいとだるさは相変わらずひどくて、病院の耳鼻科を受診したり、頭の検査をしたりはしていましたが、人間少しでも悪いところがなくなると、調子にのるものです。

髪はいつ抜けるんだろう、とそれほど焦る気持ちもなく、構えていました。

 

頭皮が熱くなり始め、しばらくすると、熱くなったあたり(登頂部)からハラハラと髪が抜け始めました。

抜けて抜けて、処理がもう大変!もうゴミ箱を身体の前に置いて、指ですきまくって、いっそのこと、いっぺんに全部抜けてくれよ・・って思いながら片付けに追われました。

3日経った頃でしょうか。熱くなった登頂部の所だけキレイにハゲ上がりました。(←?)

ただ、それ以外の部分(襟足など)は抜け切らず、なんと言うか「落武者」みたいな見た目になりました。(笑)

でも特に気にしません。また生えてくるのを待てばいいんですから。

人間の頭皮にお目にかかるなんて滅多にないことですし、息子と共にとても興味深く観察しました。

 

私が1回目の投与で特に辛かったと思ったのは、打ってから1週間後にしたCTの待ち時間が長く、エアコンの寒さが原因で風邪を引いてしまったことです。

咳がひどく、その咳が原因で、みぞおちに妙なクセがついてしまい、数日間寝れなかったです。 寝入る瞬間にみぞおちがガクッと変な反応を起こし、眠れなくさせるのです。

一種の拷問でした。(汗)副作用も一緒になって、気が狂うかと思うくらい辛かったです。

それからは膝掛けを持って病院に行くようにしました。

もし患者様がこのブログを見ていたら、同じように持参することをオススメします。(特に夏の季節は。イスで座りっぱなしの患者には、病院は寒いですからネ。)

また素人考えですが私の経験上、抗がん剤の副作用は、身体の弱いところに出やすい気がします。

私の場合は、喉(咳)、めまい。こちらは元々ひどいほうでした。

ドクターから注意されてた、口内炎はほとんど起きませんでした。抗がん剤を打つ前もほとんど起きたことはありません。

もちろん、素人の私が言うことですので、当てはまらないケースもあると思いますが・・

病院から副作用についてのパンフレットをもらうと思いますので、それを読んで、気になるところは先生に話したり、自分なりに対策を立ててみてはどうでしょうか?

症状が出てからでもいいと思います。先生はその症状に合わせて、色々対策を立ててくれたり、薬を処方してくれたりします。 

 

咳とみぞおちの件もあくまで私の話ですから、平気な人は平気だと思いますよ☆

どうかお身体を大事にして、お互いに頑張っていきましょうね^o^

 

 

 

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