仕事について
このブログを見に来てくださる方に、もし私と同じ乳がんだと診断された方がいるとしたら、さぞショックなことと思います。
病院でもらった資料には、がんと診断されると、動転して仕事をすぐに辞めてしまう方がいる、と書かれていました。
ただ経験者からアドバイスさせて頂くとしたら、その場ですぐに結論を出すのは待っていただきたいなと思います。
上司から辞めろと圧力がかかった、周りの目が冷たく自分の居場所をなくしてしまった、など辞職に追い込まれるケースもあるかもしれません。
ですが去年2016年12月6日にがん対策基本法 改正法が衆院本会議で可決・成立したのをご存知でしょうか?
これは
・がん患者の雇用継続への配慮
・がん教育への推進
などを明記したものです。
がんと診断された人たちが仕事を続けていけるようにと、国がフォローしてくれているものです。
これはかなり心強い味方ではないでしょうか?
「これは私の権利だ!」と権利を振りかざすのはよくないことだと思いますが、「がん」と診断されて正常な判断ができない状態で、その場でやめることを決めてしまうのは危険じゃないかなと思います。
ただでさえ、ガン治療はお金がかかります。また、社会に関わっていられる喜びが、満足感に繋がることもあります。
職場は一度辞めると言ってしまったら、すぐに手続きをしちゃいます。
実際、休みがちで現在週に1回しか出勤してない私も、責任者から、もう少し日数を増やすか、辞めるか・・って言われました。こんなことを言うのは心苦しいけど・・って付け加えながら。
でも、せっかく今まで納得いかないことも、辛いことも耐えて頑張ってきた職場です。まだ勉強したいことだってあるし、絶対にやめたくない!って思いました。この熱い気持ちを責任者に伝え続けていきたいと思います!
皆さんも身体が辛いと思いますがどうか後悔のない選択をしてください。もちろん自分で十分納得された上で、退職されるのはいいと思います。職場に理解がなく、どうにもならないケースもあると思います。
ですが、その場合は退職された後の生活について少し考えてみてくださいね。援助してくれる人がいるか、公的な援助は受けれるか、保険が下りるか。色々なことを調べてみてください。
応援しています。
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