入院5日め(術後3日後)
相変わらず、腕が顔の辺りまでしか上がらず、左胸はずーんと重かったですが(←他に表現はないのか!!^^;)痛みは特になく、朝6時に起きました。
この日の朝食メニューは
ご飯180g
味噌汁
ウインナー
温泉卵
旨煮
牛乳
あと減塩ソースがついていました。
そういえば朝食時間、手引きには7時と書いていたのですが、病棟によって違うのか、この日は40分近く待たされました(-_-;)
うちの病院では、「地産地消週間」を行っており、地元の農家さんが作った野菜を何種類か使っています。
味は‥‥まあ前回と同じですが、牛乳以外全て完食しました。(牛乳は息子の食事を作る時に使おうと、持って帰りました。)
あとは医師やスタッフが回診に来たり、看護師さんに言われて検温をしたりはするのですが、それ以外は特にすることが無く、暇でした。
イヤホンをしながらテレビを見ると(音が漏れるといけないので、決まりなのです。)
ちょうど家庭菜園についてやっていたので、メモしました。
1リットルの紙パックで、室内に置いておける野菜が作れるそうです。
縦型、横型両方の形があり、側面に排水用の穴を開け、市販の土を入れます。(培養土だったかな?縦の場合のみ、パックを底から15センチのとこで切り、下1~2センチのとこまで鉢底石を入れ、土を入れます。)
「サントウサイ」や「ミニニンジン」が向いていて、 ミニニンジンは種まきから、70~80日で収穫できるそうです!
おもしろいのでやってみたいと思いました。
↓紙パックじゃないですが、2週間前にじゃがいもが穫れました。3株植えたので実際はこれの2、3倍穫れました(^▽^)/。無農薬ですよ~(^_-)
そういえばこの日は、ドレーンを抜くことになりました。
排液の量が順調に減り、明日退院できることになったのです。
ベットに横になり、医師・看護師たちが4、5人ほど来ました。
この時取り外してくれた医師は研修医だと思います。まだ若い方で、周りの人から色々言われながら、やっていました。
ドレーンの管を留めるために、皮膚に細い針金のようなもので留めていたのですが、それも取り外して下さいました。
抜く時は身体の中を通っていく感覚はありましたが、痛みは感じませんでした。
ですが抜いた後も相変わらず、ずーんと重くて、感覚がありませんでした。
夕方17時頃、担当医が来ました。
早く退院したかった私は、退院後の生活について色々聞きました。
先生によると、食事・運動に関して制限はなく、仕事をしても構わないとのこと。
感覚が鈍くなるのは、切除した傷は小さく見えても、中をえぐって出している。そのため感覚は鈍くなる。だがだんだん慣れてくる。
傷口に貼ってあるテープは、放射線治療が始まるまで付けてる。はがれたら付け替える。とのことでした。
このテープは病院内のコンビニで売ってるよ。と言われました。
夕食の時間。お隣の、例のお話し好きの奥様と話をしながら、食べました。
この方は「大腸内出血」で、食事はずっと重湯やおかゆでした。
皆さん、重湯って知ってますか?お粥を作った時にできる上澄みだそうです。
世間知らずの私は重湯=おかゆと思っていて、奥様は、食事を始めた時から、おかゆを食べているのだと思ってました。(笑)
確かに大腸の手術ですから仕方ないんでしょうけど、それにしても味気ない‥
ご本人も「味もそっけもない」と言って早々に切り上げてしまいました。(本当に、味がロクにないそうです‥)
本当に病気はしたくないな‥と思いました。
夜寝る前、窓のカーテンを開けて外を見てみました。
子供の頃は山と住宅ばかりだったこの辺りですが、今は駅を中心にマンションやビルが増え、明かりも増えました。
都会とは比べ物になりませんが、キラキラした小さな夜景を見ながら、明日やっと退院できることに胸を躍らせ、眠りにつきました。
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