乳がんハゲママ日記

30才で発症した若年性乳がん。治療費が高かったり、副作用が辛かったり、仕事を辞めさせられそうになったり何かと大変ですが、頑張って毎日を生きています^_^

入院5日め(術後3日後)

相変わらず、腕が顔の辺りまでしか上がらず、左胸はずーんと重かったですが(←他に表現はないのか!!^^;)痛みは特になく、朝6時に起きました。

この日の朝食メニューは

ご飯180g

味噌汁

ウインナー

温泉卵

旨煮

牛乳

あと減塩ソースがついていました。

そういえば朝食時間、手引きには7時と書いていたのですが、病棟によって違うのか、この日は40分近く待たされました(-_-;)

 

うちの病院では、「地産地消週間」を行っており、地元の農家さんが作った野菜を何種類か使っています。

味は‥‥まあ前回と同じですが、牛乳以外全て完食しました。(牛乳は息子の食事を作る時に使おうと、持って帰りました。)

 

あとは医師やスタッフが回診に来たり、看護師さんに言われて検温をしたりはするのですが、それ以外は特にすることが無く、暇でした。

イヤホンをしながらテレビを見ると(音が漏れるといけないので、決まりなのです。)

ちょうど家庭菜園についてやっていたので、メモしました。

1リットルの紙パックで、室内に置いておける野菜が作れるそうです。

 縦型、横型両方の形があり、側面に排水用の穴を開け、市販の土を入れます。(培養土だったかな?縦の場合のみ、パックを底から15センチのとこで切り、下1~2センチのとこまで鉢底石を入れ、土を入れます。)

「サントウサイ」や「ミニニンジン」が向いていて、 ミニニンジンは種まきから、70~80日で収穫できるそうです!

おもしろいのでやってみたいと思いました。

 

↓紙パックじゃないですが、2週間前にじゃがいもが穫れました。3株植えたので実際はこれの2、3倍穫れました(^▽^)/。無農薬ですよ~(^_-) 

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そういえばこの日は、ドレーンを抜くことになりました

排液の量が順調に減り、明日退院できることになったのです。

ベットに横になり、医師・看護師たちが4、5人ほど来ました。

 この時取り外してくれた医師は研修医だと思います。まだ若い方で、周りの人から色々言われながら、やっていました。

ドレーンの管を留めるために皮膚に細い針金のようなもので留めていたのですが、それも取り外して下さいました。

抜く時は身体の中を通っていく感覚はありましたが、痛みは感じませんでした。

ですが抜いた後も相変わらず、ずーんと重くて、感覚がありませんでした。

 

夕方17時頃、担当医が来ました。 

 早く退院したかった私は、退院後の生活について色々聞きました。

先生によると、食事・運動に関して制限はなく、仕事をしても構わないとのこと。

 感覚が鈍くなるのは、切除した傷は小さく見えても、中をえぐって出している。そのため感覚は鈍くなる。だがだんだん慣れてくる。

傷口に貼ってあるテープは、放射線治療が始まるまで付けてる。はがれたら付け替える。とのことでした。

このテープは病院内のコンビニで売ってるよ。と言われました。

 

夕食の時間。お隣の、例のお話し好きの奥様と話をしながら、食べました。

この方は「大腸内出血」で、食事はずっと重湯やおかゆでした。

皆さん、重湯って知ってますか?お粥を作った時にできる上澄みだそうです。

世間知らずの私は重湯=おかゆと思っていて、奥様は、食事を始めた時から、おかゆを食べているのだと思ってました。(笑)

確かに大腸の手術ですから仕方ないんでしょうけど、それにしても味気ない‥

ご本人も「味もそっけもない」と言って早々に切り上げてしまいました。(本当に、味がロクにないそうです‥)

本当に病気はしたくないな‥と思いました。

 

夜寝る前、窓のカーテンを開けて外を見てみました。

子供の頃は山と住宅ばかりだったこの辺りですが、今は駅を中心にマンションやビルが増え、明かりも増えました。

都会とは比べ物になりませんが、キラキラした小さな夜景を見ながら、明日やっと退院できることに胸を躍らせ、眠りにつきました。