乳がんハゲママ日記

30才で発症した若年性乳がん。治療費が高かったり、副作用が辛かったり、仕事を辞めさせられそうになったり何かと大変ですが、頑張って毎日を生きています^_^

入院2

前回、治療方針を決めた内容について書きました。

今回は手術前の入院について書きたいと思います。

 

入院のための準備としては、

 

入退院センターに出す書類

保険証・診察券・限度額適用認定証など

・替えの洋服

・下着

・タオル類

・シャンプー・石鹸・歯ブラシなどの衛生セット

・S字フック

・化粧道具類

・時間がある時に読む本類(私の場合は野菜の教科書でした(^_-))

・ノート・ボールペン

・鰹節と梅干し(筋肉細胞と神経細胞を修復すると聞いたビタミンB1、B2+クエン酸の組み合わせ。自分でこのコンビを考えました。)

 

などでした(⌒∇⌒)

これらをスーツケースに入れ、徒歩で病院に向かいました。(自宅は病院からとても近いのです♪)

ちょうど息子が幼稚園に出る時間と被っていて、すで母親がガンであることや、入院することを知っている息子は、「僕もついてくー!」と言って、途中まで付いてきました。

車通りの激しいところまで来て、「危ないからここまでね。ママ、ガンをやっつけて、元気になって帰ってくるからね。」と伝え、母に預けました。

 

病院についた私は、まず、入退院センターに行き、書類を渡して説明を聞きました。

 

その後流れはざっとこんな感じです。↓

入室する6階で受付。病室に案内される。

担当の看護師さんが、予定表の説明。

薬剤師さんがきて、アレルギーがないか確認。

手術に立ち会う看護師さんが、手術の流れについて説明。

昼食(12時半頃)

担当医が来て、胸にマーカーする。

歯科の先生が来て歯を綺麗にしてくれる。

RI(検査機械みたいです。ガンの有るあたりに、チクッとしたものを刺されました。)

シャワーを浴びる。

夕食。その後下剤を飲む(手術前は、排便をしていないといけないそうです。)

 

歯科の先生からは、「口の中、綺麗だけどよく歯を食いしばってない痕がついてるよ。そういう時は、フッと息を吐きだしてね。」とアドバイスされました。

 

シャワーを浴びている時は、左胸を洗いながら、「31年間ありがとうね。」と胸に伝え、ガラにもなく感傷に浸っていました。

 

19時頃、母と息子が1階のロビーに来てくれ、3人で話をしました。

息子はやはり只ならぬ気配を感じているらしく、やたら甘えてきてママにべったりとくっついていました。

 

「いよいよだね。明日立ち合いに来るからね。」←母

「うん。悪いね。お願い。息子のこと任せっちゃって悪いね。」←私

「いいよ、そんな。ママに会えて嬉しいね。」←母

「うん!」←息子

息子は一生懸命笑っていましたが、その顔は引き攣っているように見えました。

どれだけ安心させる言葉をかけても、不安や恐怖心などが見抜かれてしまうのでしょうね。 

 辛い思いをさせてる息子に、心の中でごめんね、と伝えました。そしてもう一度「ママはガンをやっつけてくるからね。」と伝えました。

 

息子たちが帰り、一人で病室に戻りました。やはり、恐怖心がとても強く出てきました。

私は今まで大きな手術をしたことはありません。

子供の頃はこれといった病気をすることもなく、元気もよく、丈夫なほうでした。

それがどうして、ガンなんかになったんでしょうか。

お酒もたばこもやらない、遺伝性でもない。なのになぜこの年齢で‥

 

恐怖心は、不満も呼び起こしました。

でも負けるわけにはいかない!

 

そう心を奮い立たした私は、病室のベッドで眠りにつきました。

 

 

 

 

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