乳がんハゲママ日記

夫の不倫、離婚請求により離婚。 半年後がん発覚。30才で発症した若年性乳がん。治療費が高かったり、副作用が辛かったり、仕事を辞めさせられそうになったり何かと大変ですが、頑張って毎日を生きています^_^

入院日・手術方針

 

ようやく、抗がん剤を全て終えました。

苦労した甲斐あって、腫瘍の大きさは

3.1センチ→1.6センチ

まで小さくなりました。 

MRIではまだ形が見られましたが、エコー上ではほとんど見えなくなったそうです。

 

あとは、とにかく手術方針を決めることです。

・温存手術にするか、乳房切除術(全摘)にするか。

・リンパ転移2mmを超えるのものがあった場合は、リンパ郭清を行うか行わないか。

の2つについてです。

 

前回の記事で書いたように、2mmを超える転移があった場合でも、省略が可能な場合もあると、 患者さんのための乳がん診療ガイドライン(2016年版) [ 日本乳癌学会 ] にありました。

 

下記参照↓ 

nyuugan-mama49.hatenablog.com

 

 患者さんのための乳がん診療ガイドライン(2016年版) [ 日本乳癌学会 ]   では2mmを超えるものがあった場合も、2個以下なら省略が可能と書いています。(※他にも色々条件はあります。)

ですが主治医は、

「患者さんの意向は聞くけれど、私なら1個でもあれば郭清する

と言いました。

うーん、どうしよう‥‥。

 

 ちなみに

 0.2mmから2mmまでの大きさの転移を微小転移(びしょうてんい)、

0.2mm以下の大きさ孤立性癌(こりつせいがん)。

といいます。

この2つの場合は、とりあえず郭清しなくても良いそうです。

つまり2mmを超える転移があった場合のみ、リンパ郭清について考えなくてはいけないということです。

 

 

う~~ん‥‥

これらについては、入院当日(手術の前日)まで悩んでいました。

主治医が何度も回診に来てくれるんですが、その度に、質問をしては考え込む、を繰り返していました。先生が「ギリギリまで悩んでいいよ。」と言ってくれたことを本当に感謝しています。

 

 

温存すれば放射線がある‥。でも全摘すれば身体のバランスが悪い。乳房再建は身体に傷がつくか、インプラントの場合は劣化・破損の心配がある‥‥

 

放射線をして、温存した胸の形が気に入らなかったら最悪‥ 

放射線が嫌だと思って全摘にしても、リンパ転移が4個以上あれば結局放射線

 

 リンパ郭清は、先生は1個でもあればするって言う‥‥ でもすればリンパ浮腫になる可能性が高まる。 でもしなければ、何が起こるか分からない‥

 

上記のことを、何度も何度も頭の中で考えました。

先生も大変だったでしょうね(笑) 

 

 

考えあぐねていると、付けていたテレビから、ニュースが流れてきました。

 大相撲の間垣親方(元小結・時天空)が、2017年1月31日、悪性リンパ腫のため、37歳で逝去されたというニュースでした。 

驚きました。とても他人ごととは思えませんでした。37歳‥なんて若さで‥

 

この時、決意しました。

1個でもあれば、リンパ郭清をしよう、と。

このタイミングで、ニュースが目に飛び込んできたのは、偶然とは思えませんでした。

 

 

先生が回診に来てくれました。

温存後の乳房の形についてとても不安だと伝えると、「形が気に入らなかったら、乳房を修正する方法もあるよ。」と教えてくれました。

また先生は、「正直に言うと、医者としては全摘のほうが楽ではあるんだよ。でもまだ若いしっかりした乳腺なのにそれを全て取ってしまうのはもったいないと感じてしまうよ。」

と言いました。

この時、私は息子のことを思い出しました。

 

息子は完全母乳で育った子で、多い時は1日14回もおっぱいを飲む子でした。

夜泣きのひどい子で、朝も夜もしょっちゅうおっぱいがほしいと言って泣きました。

始めての子育てだった私にとっては、それがとても大変で、毎日ヘトヘトだったのですが、ふと全摘にするということは、この思い出の形である左胸を、自ら捨てることのように思えたのです。

 

「温存にしよう。」と決めました。

形についてはまだ不安です。

もし手術中に追加切除が必要となれば、さらに形は崩れるかもしれません。 ですが、それは運に任せます。画像診断でもリンパ転移がみられなかったのだし、きっと、乳房のほうも追加切除をするほどひどくないはず!‥多分(-_-;)

 

やっぱり、息子との思い出を無くすのは悲しいです。

 

手術前日、ようやく先生に伝えました。

「温存手術で、リンパ郭清は1個以上で。」と。

 

↓日本乳癌学会が編集したものです。医師たちが治療方針を決める際に使う「診療ガイドライン」を患者さん向けに作ったものだそうです。ご参考までに。 ※患者さんの状態、治療法などは個人差があります。詳しい内容や、分かりにくいことについては、担当医に確認してください。